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HTMLとCSSは簡単というのは本当か

本職がコーダーでもないのに言うのは憚られますが、勉強中の人がよく言う「HTMLとCSSは大体使える」というセリフ、それ一度でも実践してから言ってる?と問いたくなる。
まあ言ってる方はなんとなく口をついただけだろうし、勉強して理解が進んだことでテンションが上ったゆえのセリフだということも考慮して、現実世界では実際に口にしませんが。

といっても「HTMLとCSSは簡単」という何となしの共通認識があることがやはり気にかかります。
簡単というのは確かに一面的にはそうで、厳密には"言語概念の理解が非常に容易でかつ、短時間でグラフィカルに自分の思った通りの描画ができる"ということでしょう。

しかし実践してまずぶち当たるのが言うまでもなくIE対応。
最近はIE10への移行が進んでおり、IE7すらかなり減っているのであまり敏感になる必要はないですが、それでも初心者はほぼ100%ここでつまづきます。
慣れてくれば大体の問題は回避できるでしょうが、それでも一発で完全対応というのは相当に難しいです。

そんでもってIE10への移行、さらには急速なタッチデバイスの普及で、今度はHTML5・CSS3の使用頻度が格段に上がりました
CSS3といっても単純なグラデーションやらで収まらず、JSの分野と被る領域に達しています。

言葉にすれば簡単に思えますが、こんな血迷ったことすらCSSだけで実現するレベルにある人はどれだけいることでしょうか。(そもそもやる必要あるかというツッコミの余地あり)

より現実的にはJS(というかDOM操作)がモッサリのandroid 2.xの端末でアニメーションをかける際に、GPUパワーを使えるCSS3を使用することでしょう。

HTML5にしてもローカルストレージやウェブソケット(外されましたが)、オーディオ・ビデオの領域では未だにポテンシャルを発揮したサービスはほとんど世に出ていませんし、それこそ使いこなせたら世界を席巻するレベルです。(HTMLだけで完結しないので、揚げ足取りのようですが)

さらに開発面でも最近はmiddlemanのように静的サイトを作るためにRubyを使ったり、CSSではおなじみのSASS(SCSS)を効率的に使ったり、それこそコーディングにしろファイル管理にしろスケーラブルに行うのは幾度の実戦経験を経なければ到底叶わない話です。

まあ何やかんや挙げていったらキリがないので、総括するとHTMLやCSSに限らず、どんな分野でも突き詰めていったらキリがないほど奥が深いので、身についたと思ったものでも常に学習意欲を持って知識や技術を身につけていきましょう、という当たり前なことです。

「この分野はある程度の水準になったからじゃあ他のこと」と放ったらかしにしたら良くないのはウェブ制作に限らないかと。